感想・書評
倭人伝を自然体で読み解けば
邪馬台国を考える上でのポイント
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大変な労作、驚嘆しました。若かりし頃それなりに邪馬台国に興味を持ち、本を読んだりしましたが卑弥呼の墓まで推定されており、その探求の深さに驚きました。松本清張氏が古代史の研究をやって、いろいろと本も出版されたようですが、学会からは無視され続けていると嘆かれているのを読んだ記憶があります。こうした民間の研究者の研究も歴史の真実に近づく一歩になると思われますので、取り上げられ、評価されればと思います。

シュリーマンがトロイを発見し、発見したのは実はトロイ遺跡の上に、後世造られた街だったようですが、歴史に名を残しました。著者が後世名を残すようになればと願います。

博物館の写真禁止、まことに腹立たしいことです。美術館でも収蔵作品は撮影可としているとこらがあります。フラッシュは作品に傷めるので論外ですが、日展も平日は撮影を許可しています。管理者の狭量を改めるべきだと思います。

これからも研究を続けられ、成果をまた世に問われることを期待します。 

SY


広い視野と深い掘り下げがなされており学術論文になるような作品でした。たいへん参考になりました。

MI


大変な労作、大作であり心から敬意を表します。学会の悪因習に捉われない実に見事な識眼です。

HT


中身が少々難しかったのですが、説得力のある内容で、まず間違いないなと嬉しく思いました。貴殿の探求心と細かいデータを収集されたご努力に対し心から経緯を表します。

SH


元来、歴史ものは大好きで「坂の上の雲」とか「ローマ人の物語」などは繰り返し読みましたが、邪馬台国は今回が初めてです。趣味の会と聞いておりましたので、読むまでの想像では、趣味を深める程度の教養書かまたは単なる邪馬台国の謎解きものと考えていましたが何の何のこれは立派な研究書です。しかも面白い。

「邪馬台国の探求を手がけてから20年程度でしかない一介の物好き」の作品とはとても思えません。今朝の朝日新聞にも青銅鏡の鋳型が須玖タカウタ遺跡で見つかったとのニュースがありましたが、親魏倭王の金印が春日丘陵の一角とりわけ熊野神社あたりから発掘されたら、皆さん大騒ぎでしょうね。

TM


古田武彦氏の「邪馬台国はなかった」以来の衝撃的本に出会った。いわゆる魏志倭人伝の読み解き本だが、その論理立てはきわめて明瞭で、技術系の人間には受け入れやすいものだ。何よりもその文体・表現が沈着冷静で、意見の違う人達に対する批判も節度を持ったものであり、いらぬ反感を招かないものであった。著者の人柄がにじみ出ているようだ。

高柴説でなるほどと思った点から、いくつか拾ってみると

1)短里は呉と魏の時期、長里は蜀と魏(後漢に関する部分に限られる) 短里・長里が混在している事は感じていたが、かくも見事に整理されてみると、誰でもがうなずける。

2)「陳寿は短里を知らなかった」とは意外ではあるが、なるほどである3)狗邪韓国が朝鮮半島の南端で倭の領域(北端)であることも新しい見地とは言えないが、改めて納得がいった。

4)「韓半島では、半分以上陸行であった」は、常識として西海岸を南下したと、何となく受止めていたが、得心がいった。

5)「末廬国への上陸地は半島の突端」も、行程記事から突端へ上陸したと読み解くのは頷ける。(この見解は初めて接するもの)

6)「末廬国から伊都国への行程」この部分は結構異論も出そうだが、他に説得力ある説を知らない。行程の状況から読み解いたのは素晴らしい。

7)北九州の編年は相当古く遡らねば辻褄が合わないと思う。

8)「邪馬壱国でなく邪馬台国だ」という点は、言い切るのは少し冒険のように思う。陳寿の原本に近いものが出てくるとよいのだが、また裴松之の注では、注を付けた元の文書が出てくれば、「邪馬壱国か邪馬台国」はすぐ分かるように思う。「邪馬壱国」ではいけないという積極的な証左があればまだしも、結論はもうすこし待った方がいいと思う。後の時代には耶麻堆や俀国などの表記も出てくるのだから。

9)邪馬台国が福岡平野にあったこと(自分もそう思っていたが)だけでなく、「倭国王師升の墓が井原鑓溝遺跡」「三雲南小路遺跡が金印を貰った王の墓」「平原遺跡は臺与の墓」「須玖岡本遺跡が卑弥呼の墓(断定はされていない)」と読み解いたのは素晴らしい。倭人伝だけでなく、福岡平野をはじめ遺跡についても踏査・調査されていることがよく分かる。それにしても奴国の丘公園が邪馬台国だというのは何とも皮肉な話ではある。

この本が何年か後に、「邪馬台国論争の画期」であったという評価を得られるものと信じ、著者の益々の活躍を期待するものである。

HM

以下は読者の皆さまからいただきました感想です。
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紹介記事が6月6日の夕刊フジに掲載されました。

紹介記事が西日本文化協会発行の「西日本文化」6月号に
掲載されました。



西日本支店長会(会員限定)での講演の記事が西日本新聞に掲載されました。